地方190議会批判 集団的自衛権 広がる「反対」「慎重に」

地方190議会批判 集団的自衛権 広がる「反対」「慎重に」


記事リンク
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014062990070852.html
要約
集団的自衛権行使容認の閣議決定に対し、地方議会で反対、慎重な対応を求める意見書を可決する動きが急速に広がっている。今月だけで少なくとも百二十超の議会に上り、自民党会派の賛同も目立つ。安倍晋三首相が五月十五日、行使容認を検討する意向を記者会見で表明すると、それに抗議する形で議決の動きが勢いを増した。
逆に、全国千七百八十八の自治体で政府方針を支持する意見書は一つもない。
自民党高村正彦副総裁は二十七日、相次ぐ意見書可決に「地方議会も日本人であれば、慎重に勉強してほしい」と反論した。
疑問
この地方の反対を押し切って閣議決定は行われるだろうか。

考え、主張
小さな政府をめざし、地方分権をすすめる一方で、地方議会でこのような動きが広まっているのは問題だろう。しっかりとした、地方議会や、国民全員が納得できるまで、議論を続けるべきで、決定を急ぐべきではないと思う。